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SW「スカイウォーカーの夜明け」感想ネタバレ

スターウォーズ最新作、観てきました!

 

いや~、今年はアベンジャーズスターウォーズも一区切りとなる超大作が公開されたすごい年でした。

語るべきことがとっても多いので、久しぶりに長い記事となる予感です!

それではさっそく内容に触れていきましょう!

starwars.disney.co.jp

 

 

パルパティーン

皇帝パルパティーン

皇帝で知られる「ダース・シディアス」の表向きの名前は「シーヴ・パルパティーン」です。EP6でアナキンとルークによって倒されたはずの彼が冒頭から復活登場しました。
彼は肉体を持たない状態で、あのスノークを操っており、実質的に「ファースト・オーダー」を指揮していました。
そして、今作では肉体を取り戻し「ファースト・オーダー」を「ファイナル・オーダー」として完成させ、再び銀河の支配をすることを企んでいました。

 

レイの父親

レイの父親がパルパティーンの息子であることも今作で判明しました。
父親があのパルパティーンだなんて想像を絶しますが、よくダークサイドに染まらないで育ったものです。
最終的には、父親に殺されてしまいます。

 

レイ・パルパティーン

EP7・8で既に考察されていましたが、レイはパルパティーンの孫でした。
劇中でレンとフォースで宇宙船を止める争いをしたときに、レイが「フォース・ライトニング」という雷を放ったときに確信が持てましたね。
レイ自身は、レンからパルパティーンというファミリーネームを教わり、皇帝の孫であることは皇帝から直接教えられるのでした。

 

感想①

予告編で衝撃的だった皇帝の笑い声。ジェダイのようにフォースと一体化して登場するのか?って思っていましたが、蓋を開けたらご本人でした。
約30年もの間ずっと復活のチャンスを伺っていたと思うとその執念は恐れ多いものがあります。なにより、シスを信仰し続けた信者があんなにも大勢いたことにも衝撃を受けました。
レイがパルパティーンの血を引いていたという事実は驚きましたが、あれだけのフォースを使いこなせるのだから何者でもないってことはないよな、という納得もありました。
パルパティーンの血を引いていることを自覚してからのレイの葛藤は丁寧に描かれていてとてもいいなと思いました。
それと、レイがパルパティーンの孫であることをレイアは気づいていながら接していたという関係が判明したときは、愛というか女神の優しさのようなものを感じました。さすがレイア。

 

 

スカイウォーカー家

ルーク・スカイウォーカー

EP4・5・6の主人公でおなじみの彼。EP8ではレンとの戦いで力を使い果たし、フォースと一体化しました。
今作ではフォースと一体化し、ベンの深い闇を危険と思い安直に寝込みを襲ったことを反省し、レイをジェダイに導きました。

 

レイア・オーガナ

今作ではEP7の撮影の時の未使用映像を使っての登場でしたが、知らなければキャリーは生きていてEP9のために演技をしたと思い込むレベルでした。
冒頭からレイのジェダイトレーニングを行い、レイを立派なジェダイに育てようとしていました。
しかし、残る力を自分の子供であるベン・ソロに使うことにし、最後の力を振り絞ってベンに語りかけてフォースと一体化しました。

 

ベン・ソロ

EP7から光に誘惑され、ずっと光と闇の間で揺れ動いていました。何度も何度も自分はダークサイドだと自覚し、祖父(ダース・ベイダー)&スノーク(結局は皇帝)のために尽くしてきたり、ファースト・オーダーを自分のものにしようとしましたが、結局は皇帝の駒として手のひらで泳がされていました。
両親によってライトサイドに戻った彼は、レイを助けるためにエクセゴルに向かうのでした。

 

感想②

こういうルークが見たかったんだよ、という理想のルークが帰ってきました。レイがルークに導かれている関係を見ていたら、オビワン・アナキン・ルーク・ヨーダなどなどこれまでの師弟関係を思い出し、ここにつながっているんだなと実感したらジーンと来るものがありました。
そしてなによりレイアです。最後の力を振り絞ってたった一言、「ベン」と呼びかけるあのシーンは母として息子に対するいろんな想いがたった一言なのに伝わってきたのがEP7・8の積み重ねにあるんだなと思いました。
そのあと立て続けにベンの記憶としてハン・ソロも登場し、ベンに甘えてもいいことを教えるという父としての姿も見ることができて大満足でした。
ベンをライトサイドに引き戻したのは両親の力という演出がとっても好みでした。
そしてライトサイドに戻ってからのベンはとっても活き活きとしていましたね。レイと一緒に皇帝と戦える立場になれたことはきっと本人も望んでいたことなんだろうなと思います。
EP8ではともにダークサイドに立つことを望んで拒否されていましたが、EP9ではライトサイド側に立つことでレイとともに戦えることになったベン・ソロは枷から解き放たれたようでした。

 

 

パルパティーン家 × スカイウォーカー家

最終決戦

皇帝がレイの体をのっとってをファイナル・オーダーの女帝になろうとする思惑はベンとレイによって打ち砕かれました。
2人が離れていても繋がるフォースの使い方やケガを治すフォースの使い方を駆使し、歴代ジェダイの声を聞いてWライトセーバーで勝つという展開は熱かったですね。
最後は力を使い果たしたレイにベンが最後のちからを振り絞って力を与え、キスをし、ベンは消えました。
そして、レイはスカイウォーカーの名を継ぎ「レイ・スカイウォーカー」と名乗るのでした。

 

感想③

皇帝の肉体と心の概念はキングダムハーツを遊んでいたこともあって理解しやすかったです。ラストバトルの展開は文句なしでした!
強いて言うなら、ルークのライトセーバーが緑色だったら嬉しかったです。
それよりも熱かったのが歴代ジェダイたちの呼びかけです。これができたことでレイは完全にジェダイとなったと同時に、観客は映画シリーズ・アニメシリーズを追ってきた人に向けたサプライズというお楽しみでもありました。
なによりレイとベンの関係ですが、フォースで惹かれ合っていたのは恋の要素もあったという真実が明かされました。消えてしまう直前に確かめ会えたシーンがとっても切なかったですよね。

 

 

スターツアーズ~EP9~

2020年1月1日にディズニーランドのスターツアーズに乗ってきました!

期間限定でEP9バージョンになっています。

簡単なネタバレをすると、まず「ケフ・ビル(デススターの残骸があったところ」を訪れ、ランドの通信が入り、最後に「エクセゴル」の戦いに参加するというEP9で登場した惑星を巡るストーリーでした。

 

感想④

映画を観てから乗ったってこともあり、テンション爆上げでした!笑

ランドは出てくるし、ケフ・ビルの海のうねりに飲み込まれる臨場感、そしてなによりエクセゴルの最終決戦に参加できたことが感動しました。

もしも映画本編にスターツアーズの船が出てきてたらいいなと思いますが、どうなんでしょうか笑

スター・ウォーズは映画を観てからスターツアーズに乗るというのは僕の中の定番なのですが、みなさんもぜひ乗ってみてくださいね!

 

おわりに

公開されてしばらく経って、賛否両論の意見があふれています。

たしかに新しいチャレンジだった続3部作をないがしろにした、昔の作品に頼り切りだったという一面もあるかもしれません。

ただ、完全に挑戦した作品になっていたらそれはそれで昔のファンに文句を言われていたでしょう。

すでに作品は完成しています。今更なにを言ってもスターウォーズの正史が変わることはありません。

僕はこれをスターウォーズの結末として受け入れます。スターウォーズという作品よりルークのファンとしては満足できましたしね!

 

ちなみに、僕を感動させノスタルジーに浸らせた原因は数多くの心をくすぐるオマージュシーンでした。数えられないくらいありましたよね。どれだけ見つけられつかでスターウォーズのファンのレベルが測れるかもしれません!笑

 

今はディズニーデラックスで「マンダロリアン」楽しんでいます!