WDAS② 「ピノキオ」感想ネタバレ
1940年に公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ第2作の「ピノキオ」。
パークでピノキオとジミニーはよく知られているけど、他のキャラクターがグリーティングできても誰?みたいに反応されていることが多いイメージがあります。
でも、たくさんグリーティングできるキャラクターがいるようにディズニーはとても大事にしている作品なんだろうなと思いますよね!
そんな「ピノキオ」の感想ネタバレを今回はお話していきます!
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はじめに
ピノキオといえば人によってはトラウマになってる人もいるのではないでしょうか。
いけないことをしてピノキオがロバになっていくシーンは小さいころの自分にとっては衝撃的で、とっても怖くて悪いことをしたらロバになってしまうと本当に思ってしまったのかもしれません。
だから今でも夜遊び歩いたり、タバコを吸ったりしていないのかもしれません。(お酒は飲みますが笑)
ピノキオ、ジミニー、ブルー・フェアリー(ファンタジー組)
ピノキオはゼペットじいさんが作り出した人形で、ブルー・フェアリーが命を吹き込んだことで動き出すようになります。
悪ガキだったピノキオを導くために、ブルー・フェアリーはジミニーをピノキオの良心になるように伝え、ジミニーはピノキオをいい子にするために奮闘します。
いつもしっかりしているイメージのあるジミニーですが、よくよく振り返るとファウルフェローの歌をパレードだと思って楽しんだりするなどピノキオの良心として大丈夫なの?と疑ってしまうような一面も持ち合わせています。
ブルー・フェアリーといえば何よりも有名なのはウソをつくピノキオの鼻を伸ばすシーンではないでしょうか?ちょっと抜けているジミニーとは違って必ず正しい方向にピノキオとジミニーを導いてくれます。
ゼペット、クレオ、フィガロ(現実組)
ゼペットは人形を作り出したお爺さんで、クレオが金魚、フィガロが猫でどちらもゼペットのペットとして登場します。動物ではありますが、人間のような感情を持ち行動をとるように描かれています。
ピノキオ、ジミニー、ブルー・フェアリーがファンタジーな存在な一方で、彼らは現実的な登場人物という比較を僕はしています!
ゼペットのピノキオがどんなに悪いことをしても最後まで自分の息子のように信じぬく姿を見ると、あんなおじいちゃんがいたらいいなといつでも思っちゃいますよね!!
ちなみにフィガロはミニーのペットでもあるということは知る人ぞ知る情報ですね!
ファウルフェロー、ギデオン、モンストロ(ヴィラン組)
ファウルフェロー(正直ジョン)とギデオンはピノキオや子どもたちをあの遊園地に連れていくために暗躍しますね!彼らが今作のヴィランです。彼らのボスとして人身売買をするキャラクターも出てきますが、人間なところがちょっとリアルだし怖いなと今でも思います。彼ら2人とは、パークでグリーティングすることができますね!あんまり名前を知られていないみたいなので、ファウルフェローとギデオンをぜひ覚えてあげてください!
モンストロはあの怪物クジラです。目の前の動いているものは全てエサだと思うような攻撃的なキャラクターですね。ただただ怖い、まるで絶対悪を具現化したようなキャラクターです。
音楽
「ピノキオ」の音楽といえばもちろん「星に願いを」ですね!
この曲はアカデミー賞歌曲賞を受賞しました。白雪姫と比べて興行収入は下がってしまいましたが、こういった結果を残すことに成功することができてよかったと思います。
おわりに
今回はファンタジー組、現実組、ヴィラン組に分けてみました。ちょっとリアルだけど、そこにファンタジーが加わるという形式は物語をどこか身近に感じられるような仕掛けになってるなと僕は感じました。
改めて考えてみると、やっぱり僕の良心は「ピノキオ」から少なからず影響を受けているように思えてきました。悪いことはいけませんと先生に言われるよりも、悪いことをしたらロバになって売られるぞというメッセージ性の方が子どもにはささるのかもしれませんね!笑
次回はWDAS第3作「ファンタジア」についてお話ししたいと思います!